イスラエル文化 イスラエル生活 ユダヤ教

イスラエルの成人式【バルミツバ】

シャローム!

先週の土曜日に友人の息子さんのバルミツバに招待されて参加しました。

バルミツバとはユダヤ教の成人式で男の子は13歳、女の子は12歳(バトミツバ)で成人を迎えます。戒律の子(男の子/女の子)と言う意味で戒律を守り、物事の判断を自分でできる年齢として定められています。

今回私たちは初めてそのバルミツバに参加させてもらいました。バルミツバは日本の成人式とは違い、誕生日の次のシャバットの朝に家族ごとに行われます。

通常バルミツバは早朝から行われるので私たちも早起きをして出かけました。男性は襟付きのシャツを着用、女性はなんでも大丈夫(?)と事前に聞いていたのでカジュアルすぎずもあまり目立たないような格好で行きました。行ってみると男性陣はシャツにチノパンやジーンズと頭にはキッパ(ユダヤ教のお皿のような帽子)、女性はパンツにジャケットスタイルで超カジュアル。派手にスカートとか履いていかなくてよかった(笑)。

予定より20分ほど遅れて黒スーツにハットのラビが到着。イスラエル時間ですね(笑)。私は初めてシナゴーグの中に入るのでドキドキ。

中に入ると細かいディテールの彫刻や雨の雫のような飾りでとっても美しい!予想外に派手で綺麗でした。

2階にも座席があり本来女性は上での参列になるのだとか。今回は人数も少なかったので私たちも1階に座りました(ユダヤ教の礼拝やお祈りの場では男女分かれて行います)。息子もHeiwaの膝に座って参加しました。今回成人した友人の次男さんのおじいちゃんおばあちゃん、おじさんおばさんいとこさんたちが集まりました。

お祈りの詩集が1人一冊づつ配られました。
成人がお父さんと共に登壇。麻の白い布をまといラビとトーラーを読みます。
重たそうなトーラーが掲げられお祈りをします。

みんな立ち上がって写真や動画を撮ったり携帯が鳴り出したり立ち上がってお祈りしたりみんな自由(笑)。お母さんである友人はとっても張り切っていてスマホのカメラを構え続けていました。

そして最後は飴を成人に向かって投げる儀式があるらしく(結婚式のライスシャワーみたいな?)配られた飴を投げて式は終わりました。みんな結構思いっきり投げつけてて痛そう…(笑)。自身や長男さんのバルミツバですでに経験済みのお父さんは投げられる瞬間めっちゃビビってました(笑)。

式が終わり、飴を回収するお兄ちゃん(笑)。お土産にたくさんもらって帰りました。

40分ほどで式は終わりました。おめでとうと声をかけ、彼のありがとうと返す声に驚きました。出会ったとき彼は10歳でまだ子どもっぽさがありましたがすっかり声変わりして背も高くなり大人っぽくなりました。

日本では13歳はまだまだ子どものように感じますが、イスラエルではもう物事の良い悪いの判断は自分でするように意識をさせるので10代でも大人っぽいし責任感や行動力があるようにも思います。そう思うと日本の二十歳の成人式はなんだか遅いようにも感じます…。

初めてバルミツバに参加してユダヤの文化に触れた時間でした。成人おめでとう!マザルトーヴ!

最後まで読んでくださってありがとうございます♪

Nozomi

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

Heiwa & Nozomi

イスラエルに生活中の日本人家族です! このブログではイスラエルのことを紹介します!

© 2024 Aha! ISRAEL